呼びかけ

呼びかけの経緯:

大地震、津波に伴う原発事故から1年が経とうとしています。

福島第一原発は政府による「収束」の虚言に反するごとく、今でも落ち着く気配はありません。

野田政権は、「脱原発」を否定し、現在停止中の原発の再稼働を公言しています。さらに、原発の技術を海外に輸出する計画もすすめています。今でも事故の影響によって苦しむ人がたくさんいる中での、恥ずべき行為です。東京電力の所有物である放射能は、大地を、水を、空気を汚し、分け隔てなく、すべてのものを汚しています。

そんな中、今でも避難ができずに東北や関東で暮らす人々がたくさん居ます。いま放射能は確実に、そこに住む人々の体内に存在します。さまざまな労働が、とくに再生産労働が大きな傷を負っています。こどもが線量の高い地域で、外で遊べずに暮らしています。夫婦が、家族が離ればなれになり、コミュニティーが分離され、さまざまな亀裂が日本社会の中に走っています。その亀裂は、もう日本国内だけにとどまるものではありません。

1年後の今日、わたしたちは失った悲しみから立ち上がり、失われつつあるものを守るためのアクションをおこします。共に、日本政府に人間を棄てるなと訴え、アメリカの原子力産業に向けて警告を出しましょう。そして、すべての原発の廃止を求めてニューヨークの街を歩きましょう。

私たちは日本で拡大し続ける脱原発運動に連帯します。原子力、ウラン鉱山、核廃棄物などの存在に生活を脅かされている人たちに連帯します。日々の家事労働の中で放射能汚染と闘いながら、権力と立ち向かい生存をかけて自立的な草の根運動を続けている日本の人々、特に女性たちに連帯します。

生きものを犠牲にするな。わたしたちの生存を支配するな。

私たちは、放射能の恐怖を身ごもっている。

わたしたちの身体を、原子力、資本、戦争による支配から解放しよう。



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